親知らずを抜いた後に知っておいてほしい治り方のポイント|金山駅の歯医者|金山ファイン歯科・矯正歯科

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親知らずを抜いた後に知っておいてほしい治り方のポイント

こんにちは!
名古屋市中区にある金山駅から徒歩2分の金山ファイン歯科・矯正歯科 事務長 牛田です。

先日、当院の歯科医師、中山先生に親知らずを抜いてもらいました🦷
日々、患者さんの親知らずの抜歯に立ち会ったり説明したりしているのですが、いざ自分が抜かれる側になるととても緊張しました。笑
時間がかかるかもと予想していたのですがあっという間に抜いてくれて大満足です😊

抜いた直後は「意外と痛くないかも?」と思ったのに、翌日には頬が少し腫れ、口が開きにくかったり…。


患者さんがよく言う「飲み物が飲みにくい」「ごはんが食べづらい」という感覚を自分でも実感し、あらためて“親知らずの抜歯って、やっぱり負担が大きいんだな”と再確認しました。
ただ同時に、「これは正常な経過だな」「これは気にしなくていい症状だな」と冷静に判断できたので、同じように不安を抱えている方に向けてブログを書きます。

親知らずは抜いた後、「このまま放置しても平気かな?」と思う方は多いですが、実際には抜歯後の骨や歯ぐきは大きく変化していきます。

親知らずを抜いた後に起こる身体の変化

親知らずは根の形や生え方が複雑なことが多く、抜歯後の変化も大きく出やすいです。
私自身も、抜いた当日はそんなに痛くなかったのに、次の日に頬がぷくっと膨らんできました。

抜歯後によくある変化には、次のようなものがあります。

  • 痛みや腫れ
  • 口が開きにくい
  • 頬が腫れる
  • 血が少しにじむ
  • 傷のところに白い膜ができる(正常な治りかけ)

特に白い膜は不安になりやすいですが、これは“治っている証拠”です。

痛みと腫れはいつまで続くの?

・痛みは当日〜翌日がピーク
・腫れは2〜3日後がピーク
になることが多いです。

私も、2日目の夕方くらいが一番腫れていました。
でも4日目ごろには「もう大丈夫かな?」というくらい落ち着きました。

抜歯後の穴(抜歯窩)はどうなっていく?

私の場合も、抜いた部分に“ぽこっと深い穴”が残っていて、最初の数日はごはんが少し入り込みました。

親知らずの抜歯後は、

  • 3〜4週間かけて徐々に浅くなる
  • 白い膜(フィブリン)ができて治りが進む
  • 完全に骨ができるまでは数ヶ月かかる

という流れで治っていきます。

強くうがいすると治りが遅れるので、軽くゆすぐだけにして過ごします。

 

親知らずの抜歯後は、次のことを守ると本当に回復がスムーズです。

・強いうがいをしない
→ 血のかたまり(血餅)が取れると痛みが長引くため。

・喫煙・飲酒は当日は避ける
→ 血流が悪くなり炎症が強くなることがあります。

・激しい運動・長風呂は控える
→ 腫れが増す原因に。

・ストローを使わない
→ 吸う力で血餅が取れてしまうため。

 

これは“普通の経過”なので安心してOK

抜歯後に不安に感じやすい症状のうち、次のものは正常です。

  • 白い膜ができる
  • 軽い出血が続く
  • 口が開きにくい
  • 食べ物が詰まる
  • 頬が腫れる

 

逆に、注意が必要なサイン

次の症状が出たら、早めの受診がおすすめです。

  • 3日目以降も強い痛みが続く
  • 発熱が続く
  • 出血が止まらない

これはドライソケットや感染の可能性があります。

まとめ:親知らず抜歯は“正しく知る”だけで不安が軽くなる

自分が抜いてみて改めて感じたのは、
「親知らずの抜歯後は、正しい知識があるだけで不安が減る」
ということです。

“これは普通の経過なのか?”
“病院に行った方がいいのか?”

そうした判断ができると、落ち着いて過ごせます。

不安なときはいつでも相談してください。